Curriculum Part 1
伝統的な日本料理(和食)の紹介
和食(日本料理)は、日本独自の食文化であり、四季折々の自然の恵みを取り入れることで知られています。当校の和食シェフトレーニングコースでは、受講生は日本の文化や暮らしを反映した多彩な食材と伝統的な料理に触れながら、和食の本質を深く学びます。
コース詳細
2025年分受付開始!
「Washoku Chef Training Course」は、年 3 回開催され、各回 4 名、年間 12 名だけが 受講できる特別な総合カリキュラムのコースです。
FZWCは、飲食業界で活躍する専門家と提携する日本料理のスクールです。本物の飲食店を舞台にしたレッスンを提供し、経験豊富なプロの料理人が指導を行います。この独自のアプローチにより、FZWCは多岐にわたる和食の技術を網羅した総合的な料理コースを提供し、他にはない特徴を持っています。
12週間にわたるコースを通じて、受講生は日本文化や食材への理解を深めるとともに、日本料理に必要な専門的な技術と知識を習得します。コース終了時には、高度な専門性と洗練された技術を身につけ、自らの『おまかせ』コースを創作できるレベルの習熟度を目指します。
さらに、FZWCは農林水産省が定めるガイドラインに基づき、海外の日本料理人を認定できるライセンスを有する料理スクールです。そのため、受講生は日本料理の技術習得度を証明する「海外における日本料理の調理技能認定制度」のブロンズまたはシルバーの認定を取得することができます。
当校の和食シェフトレーニングコースの受講料は非常に競争力のある価格設定となっており、定員に達し次第、応募を締め切らせていただきます。
当校の和食シェフトレーニングコースは、志ある料理人が和食の技術とスキルを磨き、プロの日本料理人として活躍できるように設計されています。
また、本コースは本格的な日本料理を基礎から総合的に学び、実践的な経験を積みたい方にも最適です。実地での習得は料理技術の向上やシェフとしてのキャリアアップにとって非常に貴重なものとなります。
私たちは、和食シェフトレーニングコースが皆さまの人生を豊かにし、貴重な料理経験と技術を身につける一助となることを心より願っております。
Curriculum Part 1
和食(日本料理)は、日本独自の食文化であり、四季折々の自然の恵みを取り入れることで知られています。当校の和食シェフトレーニングコースでは、受講生は日本の文化や暮らしを反映した多彩な食材と伝統的な料理に触れながら、和食の本質を深く学びます。
Curriculum Part 2
コースを通じて、受講生は和食の核となる「うま味」の概念を学び、天然の食材を使った「出汁(だし)」の取り方を習得します。また、煮る・焼く・揚げる・蒸すといった日本料理に欠かせない調理技法を実践的に学ぶことで、幅広い技術を身につけます。
Curriculum Part 3
寿司セッションでは、横浜にある提携店「寿司鈴な凛」にて、経験豊富な寿司職人から直接指導を受ける貴重な機会があります。すべてのレッスンは、実際の営業店舗という本格的な環境で行われます。講師は40年以上の経験を持ち、寿司の真髄を丁寧に伝授します。実践的な学びを通じて、受講生は『おまかせ』や『江戸前』といったスタイルに必要な専門技術と包括的な知識を習得します。寿司セッションでは、握り寿司や巻き寿司だけでなく、魚のおろし方や下処理、刺身や握り用の魚の切り付け、さらには魚の適切な保存・管理方法まで幅広く学びます。また、横浜の地元の魚市場を訪問する機会も設けられており、新鮮な魚介類の選び方や仕入れの現場を実際に体験できます。
Curriculum Part 4
焼鳥セッションでは、風味豊かな焼鳥を作る秘訣を、丁寧なステップごとの指導を通じて学びます。このセッションでは、鶏肉やつくね(鶏ひき肉のつくね団子)、野菜の正しい串打ちと炭火焼きの基本技術から、より高度な技法までを網羅します。さらに、日本国内外で好評を得るオリジナルのタレ作りも習得します。焼鳥と一緒に楽しまれる多彩なサイドディッシュの作り方にも触れ、料理の幅を広げます。本物の焼鳥店という実践的な環境で、熟練の料理人から直接指導を受けることで、焼鳥の技術を確実に身につけることができます。
Curriculum Part 5
ラーメンセッションでは、東京で人気のラーメン店の料理長から、さまざまな種類のラーメンを学びます。鶏・豚・魚介・貝類などをベースにしたスープと、「かえし」と呼ばれるタレを組み合わせることで、異なるスタイルのラーメン作りを習得します。レシピは料理長が一から研究・開発したもので、独自性のある応用が可能です。伝統的なラーメンに加えて、現代的なスタイルである『つけ麺』(別添えの濃厚なつけダレにつけて食べるスタイル)や、『油そば』(タレと油が麺に絡み、ネギや煮豚、味玉などの具材とともに味わう人気の汁なし麺)も学びます。さらに、ラーメン店で定番のサイドメニューである餃子やその他の一品料理についても指導します。ラーメンレッスンを修了後は、当校が新たに開発したラーメンジャンルでの開業支援を行います。また、提携店との契約を通じて、必要な食材の仕入れ先もご紹介いたします。
Curriculum Part 6
居酒屋セッションでは、日本国内外で親しまれている人気の和食メニューを学びます。おにぎり、豚カツ(揚げた衣で包んだ豚肉のカツレツ)、カレーライスなどの定番料理に加え、高級和牛を扱う特別レッスンも行います。居酒屋は日本発祥の革新的な飲食業態であり、このセッションでは、受講生が基礎技術を習得し、自国の料理文化に応用できる貴重な機会を提供します。
Curriculum Part 7
会席は、特別な場で提供される伝統的な日本の多皿コース料理です。この料理形式は、旬の食材をふんだんに使用し、洗練された味わいと美しい盛り付けを一膳ごとに表現します。料理人は食材選びから器の選定、盛り付けに至るまで細部にこだわり、味覚と視覚の両方で楽しめる食体験を提供します。会席料理には、「侘び寂び」(不完全さや儚さ、簡素さに美を見出す日本の美意識)や、中国古来の陰陽五行思想といった哲学が深く根付いています。会席セッションでは、受講生が短期間で会席の基本構成と献立を理解できるよう、凝縮されたカリキュラムで指導を行います。
Curriculum Part 8
上記のセッションに加え、和食シェフトレーニングコースでは現代的な日本料理のジャンルも幅広く網羅しています。各分野の専門シェフが講師を務め、実際に彼らが経営する6つの異なる店舗でレッスンを行います。この独自のアプローチにより、受講生はトレーニング期間中に多くのシェフと直接交流する機会を得ることができます。
Curriculum Part 9
日本料理の基礎技術を習得するうえで、日本包丁の扱いは欠かせません。和食シェフトレーニングコースでは、さまざまな種類の日本包丁とその用途について、丁寧かつ総合的に指導します。また、受講生はコース専用の日本包丁セットを特別価格で購入することが可能です。
※コース内で指導する料理は密接に関連しているため、和食シェフトレーニングコースのレッスンの順序や内容は柔軟に調整される場合があります。
和食シェフトレーニングコースの最終日には、修了式とお祝いの会を開催します。この式典では、修了証と「日本料理海外普及認定証」が授与されます。また、3か月間の貴重な経験を共にしたクラスメートと集い、思い出に包まれながらコースを締めくくる特別な機会となります。
Frontier Zipang Washoku Class(FZWC)は、農林水産省が定めるガイドラインに基づき、海外の日本料理シェフを認定できる資格を有する料理学校です。そのため、受講生はコース修了後に「日本料理海外普及認定制度」におけるブロンズまたはシルバーの調理技能認定証を取得することができます。これは、日本料理の技術習得レベルを証明する公的な認定資格です。
ガイドラインの提示
届出・報告
運用・管理団体
申請
認定
指導・助言等
報告
認定団体
Lecture / Examination
Certification
Frontier Zipang Washoku Class (FZWC) は、農林水産省(MAFF)によって定められたガイドラインに従い、海外の日本料理シェフを認定する資格を持つ認定団体・料理学校です。
当校では、日本料理に欠かせない伝統的な日本包丁3本に加え、和柄をあしらった大小2本の洋包丁を含む5本セットをご用意しています。さらに、盛り付け用の盛箸2膳、砥石、魚骨抜きが付属し、包丁や道具をすっきりと収納できる専用のアタッシェケースに収められています。この特別な包丁セットの最大の特徴は、日本の五大老舗料亭が愛用する包丁の製造元として名高い尚台正吉によって製作されている点です。世代を超えて受け継がれてきた伝統と誇り、高い品質を誇る包丁メーカーの支援を受けられることは、当校の大きな強みとなっています。
当校では、受講生向けに3種類の特製シェフユニフォームをご用意しています。いずれも当校のロゴがあしらわれており、ご希望に応じてお名前を刺繍したオリジナル仕様でご購入いただけます。